
私が感じているプログラミングの魅力は2つある。
1、無から有を生み出せるから。
2、論理的な組み立ての美しさがあるから。
プログラミングには、何も無いところから、アイデア次第で目に見える物を創造できる嬉しさがある。
私にだいそれた物を作れるとは思わないが、無の状態から何かを生み出すことを、費用を掛けずに手軽に体験できるのが素晴らしい。
また、できるだけ無駄を取り除いて、できるだけ合理的な論理で目的を達成しようという思考や、考え抜かれたプログラミング言語の記述自体にも美的な魅力を感じる。
私はこれまで、早く結果を求めるあまり、楽しさを置き去りにして挫折してしまった悔いがある。
今度は楽しさを優先させ、とにかく諦めないで続けること、結果を求めないで、とにかく長続きさせることに重点を起きたい。
プログラミングの結果を求めないで、プログラミング自体を楽しむことを目的にする。こういう方針で取り組みたいと考えている。
改めて初心者として取り組みたい。今考えているのは、「Scratch」という、用意された命令パーツを組み立てて、キャラクターや背景を動かしてゲームなどを作るプログラミング言語から始めようと思う。
それに少し慣れたら「Python」という言語を勉強してみたい。この言語は文字で命令を打ち込んで組み立てて行くプログラミング言語だ。
比較的分かりやすく、何でもできるそうだが、私でも楽しむことができれば良いと思う。
このような当面の方針を決めたのは、あるプログラミング教材を持っていたからだ。
『10才からはじめるプログラミング図鑑』(創元社)という本だ。
実を言うとこの本は、6、7年前に買ったまま、本棚の片隅で眠らせてしまっていた本だ。パラパラとめくったきり、いつしか関心が薄れてしまっていた。
その理由は、もっと難しい言語を勉強した方がいいのでないかと、未熟さを棚に上げて不遜な考えを起こしてしまったからだ。
今頃になって、この本を書店で見つけて買った時の気持ちが蘇ってきた。もう一度初心に帰って学び直したい心境になったのだ。
私も純真な(^^;)10才の睾丸の、いや紅顔の美少年に戻ったつもりで、じっくりこの教材に取り組みたいと思う。ポテチン。
コメント