Scratchのメッセージコマンドで、3人のヤングの会話を試した

Scratch

今回はScratchでメッセージの送受信を試みてみた。

Scratchのメッセージは登場人物のスプライトの間で、会話や動作のやり取りを行う仕組みだ。メッセージといっても、お互いのやりとりのタイミングを合わせるのが目的で、メッセージコマンド自体にはメッセージを持たない。メッセージという「きっかけ」を送受信して、送った方は反応を待ち、送られた方は反応を返すという具合だ。

今回は3人の登場人物(スプライト)が、会話をしている一場面を設定してみた。リーダーの男が、目下の二人の男女に命令をして使い走りをさせようとしている。自分勝手なリーダーと怠け者でしたたかな目下とのやりとりだ。

お前たち、どっちかジュースを買ってこい!
昨日、私牛丼3杯食べちゃって、今お金持ってないから駄目。
牛丼3杯は食いすぎだろ!どういう食生活してんだよ!
俺は昨日教会に有り金全部寄付しちゃったから、今金持ってないよ。
教会に行く顔かよ!磔(はりつけ)されたみてえな面(つら)しやがって。じゃ、水でいいから持ってこいよ。
昨日、私運動会だったから今足が痛くて歩けないの。
運動会って、お前学校なんか行ってねえだろ?
今日は月曜だから、俺は腹が痛くて歩けないよ。
腹が痛えのと曜日とか関係ねえだろが!
あっ!用事思い出した。家に帰ってうんこしなくちゃ!
そうだ俺も、家に帰ってお祈りしなくちゃなんないんだった。
おめえらいい加減にしろよ!

メッセージはの機能で会話している雰囲気は作れる。

今回は会話だったが、3人でジャンケンをしたり、「あっち向いてホイッ」とか出来るような気がする。漫才やコントなんかも、スプライトに話させてイメージしやすいので、そういう方面に興味のある人にはおすすめしたい。アイデアが湧きやすいように感じた。

参考文献:

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